睡眠はお肌の栄養剤
ニキビが気になるとすぐに化粧品を変えたりニキビに良いといわれるものをプラスで行おうとするのが普通ですが、実は毎日していることを少し変えることでお肌はすぐに改善の方向に向かうのです
それは肌の外から何かを入れて改善するのではなく体の中から生み出される「お肌の栄養剤」を増やしてあげるというものです。
ニキビや肌のトラブルで悩んだ時に、こんな話を聞いたことがあるのではないでしょうか？
それは夜22時～朝2時までが「お肌のゴールデンタイム」と言われ、成長ホルモン「お肌の栄養剤」が1日の中で最も分泌されることから、その時間までにしっかりと睡眠をとることで成長ホルモンがしっかりとつくられお肌の代謝が上がり新しいお肌がドンドンつくられていくということです。
しかし歳をとってくると若いときと比べ睡眠に入る時間が遅くなってきているのが現実です。そこで22時に寝るのは難しいという方が増えている今、少しの時間でどれだけ質のいい睡眠がとれるかが重要になってきています。
理想の睡眠とは
社会に出ている方はなかなか難しいとも言えますが基本的に理想の睡眠というのがあります。
22時から2時には睡眠に入り、ダメージを修復してくれる美肌ホルモンならぬ成長ホルモンをしっかりと作り出し肌のダメージをリセットしてもらうということです。
このホルモンが分泌している間にどれだけ良い睡眠がとれるかにより今後の肌に関わってくるのです。
さらに睡眠時間は7時間で、このくらいの時間はゆっくりとお休みになり体を修復させる必要があります。寝不足はニキビの最大の敵とも言われていますのでニキビケアの中でも優先して行う必要があります。
もちろん化粧品や食事改善なども必要ですが、どんなにニキビに良いものを食べたり良いスキンケア用品を使用しても睡眠がしっかりとれていなければその効果は半減しお金と時間の無駄になってしまいます。そうならないためにも毎日の睡眠を見直しましょう。
しかし、長い睡眠が取れていれば問題ないのかというとそういうわけでもありません。
例えば仕事からバタバタと帰ってきてお風呂にも入らずそのままリビングで寝てしまった・・でも22時から7時間くらい寝れたからバッチリかといわれると逆にそれはお肌には悪影響で睡眠時間を削ってでも寝る準備というものをしなければいけないということです。
簡潔にお話しすると理想の睡眠には寝る時間、環境、準備がすべて整っているかということが大切ということになります。
寝る時間より深さを重要視する
先ほどもお話ししたように寝る時間だけではなく睡眠の質も大切になります。
入眠3時間が成長ホルモンが一気につくられるゴールデンタイムになるため、たとえ22時から2時の間に寝れなくてもこの入眠3時間の間により深い眠りにつくことが質のいい睡眠といえます。
逆に寝る準備が整っていなければ深い眠りにつくことができずに朝起きても体がだるかったり疲れが取れていなかったりと体の修復が行えないまま次の日を迎えてしまうということになってしまうということです。
【眠りの質を高めるために】
◆入浴はリラックス神経を刺激するためにぬるめのお湯に１５分浸かりましょう
◆入眠直前の激しい運動マッサージはさけ、ゆっくりと行うストレッチを深呼吸しながら行いましょう
◆テレビ、パソコン、スマホなどは目が覚めてしまうので2時間前にはやめましょう
◆真っ暗な部屋で寝るようにしましょう
質の良い睡眠は自分で作る
【入浴】は一日の疲れを一気にとってくれる大切な時間です。どんなに忙しくても体の疲れをとるためにもシャワーだけにはせずゆっくりと湯船に浸かり心身共に癒してあげましょう。
働いて緊張していた筋肉を緩め全身の血行が良くなることで疲れをとるだけではなく最高のリラックス効果をもたらしてくれます。
睡眠の直前に入浴すると体の交感神経が体に活動しなさいと指令を出し興奮状態になるためなかなか寝付けなくなってしまいます。
なので帰宅後すぐに入浴をし、入眠までの時間を少し開けることをお勧めします。
38度～40度くらいのぬるま湯でゆっくりつかることにより体の芯から温まりその後ベットでアロマなどをたきながらゆっくりした時間を過ごすことで深い睡眠につくことができるようになるのです。
【食事】では食べる時間がポイントになってきます。食べ物が消化されるのには大体2～3時間かかるといわれているため、胃の中に食べ物が残っていると消化活動により、なかなか寝付けなくなってしまいます。
仕事の都合などでどうしても遅い時間になってしまうのであれば消化の良いものを食べるようにしましょう。
睡眠はお肌にとっても体にとっても、とても大切なものです。生活を快適にするためにもしっかりと毎日の睡眠を充実させたものにしましょう
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