クレンジングを見直そう。
毎日のクレンジング 洗顔。メイクの汚れが残っていると毛穴を詰まらせたり、肌荒れの原因になる為 念入りに丁寧にクレンジングをやるものだと思ってはいませんか？
クレンジングオイルを手に取り お肌にのせクルクルとゆっくり汚れを浮かせて落とすように・・・
逆に早い方が「本当に汚れおちてるの？」「早すぎる！」と指摘されるものだと思っている方が多いと思います。
実はクレンジングは長ければ長いほど お肌に負担をかけてしまっているのです。短ければ短いほど肌負担は軽減されています。
界面活性剤が肌を守る力を低下させている
クレンジングは本来 混ざり合うことのないメイクの油分と水を【界面活性剤】という成分を使い混ざり合わせ肌の上のメイクを浮かせて落とすというものです。
しかし この界面活性剤が【肌の保湿成分】や【バリア機能】を低下させ本来持っている肌の機能を低下させてしまっているのです。
それを長時間行っているということは肌の抵抗力を毎日毎日 減らしているとしか考えられません。クレンジングは素早く丁寧に！が鉄則になります。
クレンジングで乾燥
肌トラブルの中でも特に多いのが乾燥。誰もが年に一度は感じているのではないでしょうか。
乾燥の主な原因は【湿度の低下】【体調不良】【ストレス】【睡眠不足】【保湿不足】など様々です。ここで見落としがちなのが【クレンジングのやりすぎ】です。
先ほども お話ししたようにメイクを きっちり落とすために ついつい時間をかけてクレンジングをする。
しっかり こすった方が落ちるとゴシゴシこすったりすることで肌の表面が傷つき 角質内の水分 や セラミドといった保湿成分が失われ乾燥につながります。
たまにクレンジングの ぬるぬる を利用しマッサージをしているという方も いらっしゃいますが一番してはいけないことです。
皮膚が薄くなりヒリヒリしたり肌トラブルへとつながるため すぐに止めましょう。
手にたっぷりのクレンジング剤を出し手が肌に触れることのないようにクルクルとなじませるようにクレンジングをすることをおすすめします。
目元クレンジングは専用を使う
目元はどうしてもメイクが濃くなりがち。マスカラやアイラインは なかなか落ちず何度もこすった経験はありませんか。
特に目の周りは皮膚が非常に薄く弱いので専用のリムーバーで肌に負担をかけないように まつ毛やアイラインのメイクを落とし あとは他の部分と同じようにクレンジングをしましょう。
目元のメイクが落ちないと何度もゴシゴシこすってしまっては ただでさえ薄い皮膚は乾燥が進行し 小じわ や くすみの原因にもなりかねません。
メイクを残すまいと念入りにしていたクレンジングが肌荒れの原因になっては意味がありません。
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クレンジングの種類
オイルクレンジング
クレンジングオイルは界面活性剤を使用し油分ベースのものです。肌になじませると油分が化粧品や毛穴につまった汚れを浮かし洗い流します。
オイルを塗りメイクになじませたら水や ぬるま湯を少し付け乳化させて白っぽくなったら なじんだ証拠なので洗い流します。
オイルがしっかり洗い流せていないと油分が酸化して過酸化脂質になりコラーゲンを壊し肌にしわやたるみが生じたりくすみなどの肌トラブルにつながります。
クレンジングオイルはメイクが濃ければ濃いほどお勧めしますがナチュラルメイクのかたには肌負担になりすぎるためジェルやクリームで十分です。
クレンジングジェル
クレンジングジェルには種類があり油性のジェルだと界面活性剤が多く使用されていることがあります。
水溶性の場合はオイルフリーなどもありますが水と界面活性剤で構成されているもの油汚れに弱い為メイクが濃い方には お勧めできません。
クレンジングシェルは界面活性剤の力でメイクを洗い流せるように効き目の強いものが配合されている可能性もある為 注意しましょう。
クレンジングクリーム
一番 肌に優しいものです。水成分を油分で包み込んでいるため油分の多いメイク落としになります。
そのためダブル洗顔は必須で、べたつきが残る場合もあります。
一番 肌に優しいという特徴はありますが濡れた手で使用できないというデメリットもあります。
そのため お風呂などの暖かく湿気のある場所では上手く効果が発揮できずメイクが なかなか落ちず毛穴に汚れが残ってしまい逆に肌トラブルにつながってしまう場合もあります。
クレンジングは毎日の積み重ねです。間違ったことを毎日行っていては後悔することになります。正しいやり方でしっかりと行い綺麗な素肌を保ちましょう。