自己処理をする事が一番多いワキですが、自己処理をしているとチクチクしたりしませんか?
範囲が広くなってしまったり、生えているであろう範囲が青々しくなってきたり、処理し忘れた!なんて日もあったりで、自己処理する女の子には面倒な場所ですよね。
90%以上の女性が脇毛で悩み、何らかの対策をしているのではないでしょうか。
今では、学生でも通いやすい低額料金となった脱毛ですが、通うとなるとやはり不安や心配はありますし、今さら恥ずかしくて聞けない事もあると思います。
脱毛に行く前に聞きたい事。疑問に思っていることにお答えしていくので是非参考にしてくださいね。
目次
脱毛に通っている間は剃っていいの?
脱毛を受けている期間の自己処理ってどうしたらいいの?と思っている方が多くいらっしゃいます。
まさか自己処理はできずボーボーの脇をしていなければいけないの?と心配になるでしょう。
まず結論からお話しすると肌表面に生えている毛の処理であれば全く問題はありません。
処理方法としては、クリームや除毛剤のように肌を傷つけずに優しく処理をする方法もありますが、一般的にはカミソリやシェーバーでの処理ではないでしょうか。
ワキは特に濃い毛が生えてくる部分なので、剃った部分を次の日に触ると、もうジョリジョリに生えていますし、だからといって毎日のように自己処理していては、お肌が傷ついて負担がかかってしまいます。
その負担が色素沈着や、毛が肌の中に埋もれてしまう毛嚢炎の原因になってしまうので、1週間に一度位の処理を目安にされると負担が少なくていいと思います。
しかし、いくら剃っていても毛の断面が表面から見えていて、ジョリジョリになっているのは見た目的にも悪く、チクチクするのもイヤ。
そこで、毛抜きで抜いてしまう方も多いのですが、毛抜きで抜いてしまうと、脱毛の効果が得られなくなってしまうので注意が必要です。
肌の上に当てる脱毛の光は、IPL(intense pulsedLight)インテンスパルスライトという、光エネルギーが皮膚の中の毛を伝って熱に変わります。
そして、毛を作る工場である毛根にダメージを与える事で脱毛効果が出ますから、毛が無くなってしまっては毛根に熱を伝える事ができずに、脱毛処理が行えなくなってしまうのです。
ココがポイント
●皮膚表面の毛の処理なら自己処理しても大丈夫!
●毛抜きでの自己処理は絶対ダメ
●1週間に一度くらいのペースでシェービングを
施術当日のその日にツルツルになるの?
エステサロンでの施術を受けるなら、基本的には【光脱毛】になります。
前日までに自己処理をしていき、肌表面から毛が生えていない状態でサロンへ到着。
脱毛機の光をワキに当て、冷たいタオルで数分冷やしたらお会計をして帰るのですが、その時のワキの見た目は、自己処理をした時と何も変わらない状態で終了。
その場で毛が抜けたり、色が白くなったりすることもなく、ただ光を当てただけ見た目は全く変わりません。
何にも変化の無いまま帰ることになるので、明日にはいつものように毛が生えてきて、いつものようにジョリジョリになります。
いつ毛はなくなるのかと言うと、光を照射してから【1〜2週間】で抜け落ちていきます。
毛が成長していく段階で、脱毛に適している毛だけが抜け落ちていくので、抜いたり引っ張ったりせずに、自然と抜け落ちるのを待ちましょう。
ココがポイント
●照射をしたその日に毛がなくなることはありません
●1~2週間でポロポロ。自然と抜け落ちる
通う期間は?いつになったらなくなるの?
毛の周期は場所によって異なりますが、ワキの毛は約2〜3ヶ月のサイクルで抜けたり生えたりを繰り返しています。
ワキの範囲の全てに照射していきますが、脱毛の照射後は、一度に全ての毛がなくなってツルツルになることはありません。
また、脱毛しても全ての毛が生えてきて全部の毛が徐々に薄くなっていくわけではありません。
毛には毛周期というものがあり、全ての毛が脱毛に適しているわけではなく、脱毛に適している毛は一回の照射で約1割の毛だと考えておきましょう。
2〜3ヶ月のペースで残り9割の毛にも照射していくと、一回照射するたびに1割づつ無くなっていきます。
10割全ての毛が脱毛完了するまでに 最低でも10回以上は必要となり、最低でも2年はかかると思って通いましょう。
この抜け落ちは個人差がありますが、何十回通ってもなくならないという方は サロン選びが間違っているかもしれません。
ココがポイント
●約2年間は通い続けると思って、根気よく通いましょう!
サロン選びも大切
脇の脱毛に10年かかったという方もいます。
恐らくその理由としては・・
●脱毛サロンの選び方を間違えている。
●しっかりと毛の周期に合わせて通えていなかった。
などがあげられます。
もちろん肌の色や肌のコンデションによっても抜け落ちは全く違いますが、大体の方がこの2つが原因で何十回通っても なくならなったとおっしゃいます。
サロン選びはとても大切です。どんな脱毛器を使っているかというのも大切ですが一番がレベル設定です。
本来であれば肌と毛の濃さなどを見て照射レベルを決めていきますがサロンによっては長く通わせるためにレベルを下げて弱い光で照射しているところもあります。
他にもあまり強いレベルで当てるとやけどなどの肌トラブルが起きるからといって強い光で当てないサロンもあるようです。
剛毛であれば弱い光でも反応します。しかし細ければ細いほど光の吸収が弱くなりなかなか反応せずに抜けないということもあるのです。
他にも通うペースがバラバラでも効果に差が出ます。
例えば2ヶ月に1回しっかりと10回通った方と3か月~6か月とバラバラのペースで10回通った方。同じ10回でも仕上がり、効果は変わってきます。
中には凄く人気のサロンで、なかなか予約が取れずしっかり通えなかった・・という声もある為サロン選びが とても大切になるのです。
ココがポイント
●しっかり2ヶ月~3か月のペースで通う
●予約がスムーズにとれるサロンを選ぼう
脇の黒ずみが気になる・・
毛が無くなってもワキが黒ずんでいて、毛が生えているみたいに見える。
ワキの皮膚は薄くできているのに、濃くてしっかりとした毛が生えてくる部分では、カミソリやシェーバーで強い刺激を与えるとすぐに黒ずんでしまいます。
その黒ずみが【色素沈着】です。
自己処理を続けていると、肌への負担が大きくなり、強さや回数の多さから段々と色が濃くなり、毛を処理した後でも生えている範囲が分かるほどの色味が残ってしまう方も少なくありません。
ワキは特に一年中処理をする場所ですから、処理のお陰で太く濃く、範囲も広がりやすい部分です。
太くて濃い毛を目立たないように処理をするには力も入ってしまい、自己処理回数も増えるので、ワキは特に色素沈着が起きやすい部分なのです。
エステサロンなどの脱毛に通う事で自己処理が少なくなれば、時間はかかりますが、少しずつ薄くなっていきます。
気になるような色の濃さであれば、ピーリングや美白ケアで気にならないほどにまで改善させる事も可能ですから、脱毛の施術の時に聞いてみるのもいいかもしれません。
ココがポイント
●自己処理をしなくなれば自然と薄くなって来る
●ピーリングや美白ケアでより綺麗なワキにも!
痛みに耐えられるか心配・・
よく例えとして、輪ゴムをパチンと弾いたくらいの痛さや、指先でつままれる程の痛さと似ている言われています。
ワキは皮膚が薄くて濃い毛が生える場所なので、腕やお腹よりは照射時の痛みが強く感じやすい部分ですが、耐えられなくて途中で止める方はいない位の痛みですから、安心して施術を受けられます。
毛の濃さや痛みの感じ方によって機械の出力を調節できるようになっていますから、もし我慢出来ない程の痛みであれば、スタッフに伝えましょう。
レベルを下げてくれたり、ジェルを多めに塗ってくれたりと、痛みを和らげてくれます。
ココがポイント
●多少の痛みはありますが、我慢できる程の痛みですから、安心して施術を受けられます。
汗をかきやすくなるってほんと?
毛は毛穴から生えてきますが、汗はエクリン腺という汗腺から出てくるためまったくの別物です。
脱毛の光が汗腺に当たっていてもエクリン腺が反応するわけではないので全く影響はありません。
脱毛の光は黒いものに反応するように作られていますから、毛の様な黒くもない部分のエクリン腺が反応するはずがないのです。
しかし脱毛をすると、ワキを毛が覆っていた時に比べて、直接肌が洋服に密着する事になるため、汗をかきやすくなったと思われる方もいるようです。
ちなみに、運動や体温調節のために出てくる汗はエクリン腺という汗腺から出て、99%が水だと言われています。
しかし、緊張した時やストレスなどで自律神経が乱れた時に出てくる汗はエクリン腺だけではなくアポクリン腺と呼ばれる汗腺からも汗が出てくるので、たんぱく質やミネラルを多く含んだ脂質が原因で匂いが出ると言われています。
脱毛すると脇汗が大量増加!?ワキガになる可能性は?
ココがポイント
●汗の出てくる場所と毛の生えてくる場所は違うので、脱毛したからといって汗の量が増えるわけではない!
脱毛中は毛が濃くなる?
脱毛処理をすると、照射をしてから約1〜2週間で脱毛に適した【約1割の毛】が抜け落ちます。
一時的に毛が肌表面からなくなり、また新しい毛が生えてくる時に、シェービングしていた脱毛に適さなかった毛の断面がそのまま生えてくる事で、太く濃くなったと勘違いしてしまうこともあるようです。
毛を減らしていく過程の中で、濃くなったり、増えるといったことはありません。
ワキの毛の量には個人差があり、多ければ多いほど初めの数回は減っている実感がないかもしれません。
しかし根気強く通うことで確実に毛の量も減り毛質も柔らかく変わってくるのが実感できるはずです。
ココがポイント
●シェービングした毛の断面が生えてくる事で、濃い毛が生えてくるように思えるだけで、濃くなる事はありません。
ピルを飲んでいても脱毛に通える?
毛はホルモンの働きによって生えてきますので、ピルなどのホルモン剤を服用していると周期が乱れてしまい、毛周期に合わせて照射をしても効果があまり期待できないと言われています。
そのため、脱毛の施術を受ける際にホルモン剤の服用があるかカウンセリングでお伺いしますが、服用しているからといって脱毛できないとお断りすることはないので安心して下さい。
しかし、毛周期が乱れる事で、定期的に照射をしてもピルを服用されていない方よりは少し時間がかかると思っていましょう。
ココがポイント
●ピルを服用中でも脱毛効果は実感できますが、服用されていない方に比べて少し時間がかかります。
中学生だけど脱毛できる?
生まれつき毛深く産まれてしまったり、肌の色が白すぎて毛が目立ってしまうので、小学校の娘を脱毛に通わせたい。
水泳を習っている中学生の娘に脱毛をさせたい。と思うお母様がお子様を連れてエステサロンに来店されるケースも中にはあります。
残念ながらホルモンバランスが整い、生理が安定して定期的に生理が来るようになってからがお勧めです。
それには生理が来てから約2年間かかりますので、小学生や中学生ではまだ少し早く、平均的には早くても高校生になってから通い始める方が多いのが現状です。
年齢が低すぎると照射をしても全く意味がないとまでは言いませんが、抜け落ちが悪く、効果があまり見られない、痛みを我慢出来ずに通いたくなくなる。
そのため きちんと生理が安定して、身体も心も成長し、自分の意思で脱毛したいと思えるようになってからでも遅くはないのではないかと思います。
ココがポイント
●初めての生理がきてから約2年経っているのであれば照射は可能ですが、高校生になって心も身体も成長してからの来店をおすすめします。
脱毛できない場合もあるってほんと?
脱毛は、全身どこでも照射できる訳ではありません。
もちろん毛の生えていない爪や手のひら、唇などには照射をしませんが、基本的には見える範囲を照射していきます。
その中でも来店してから断られるケースもありますので、あらかじめ自分の身体をチェックしてから脱毛サロンに出かけましょう。
脇でよくある お断りされるケースは赤みが出ている場合です。
脇の毛は剛毛な為、自己処理をしてしまうことで肌荒れを起こしたり かゆみが出てかいてしまうこともあります。
赤みがある部分はあてれないため お断りされることが多いです。
他にもホクロ付近の毛や吹き出物も避けなければ いけないため お手入れしてもらうことはできません。そのトラブル部分を避けることになるでしょう。
脇以外でも下記のような禁忌事項に当てはまると施術はできません。
乾燥
ワキは乾燥するどころか蒸れる場所ですが、お肌が乾いていると、脱毛器から放たれる光の吸収が出来ずに効果が半減する事や、火傷の原因ともなります。
ご来店されてから乾燥しているのが原因でお断りさせていただくケースもあります。
ニキビ、イボ、虫さされ
赤みのある部分や突起のある部分には照射する事はできません。
光が熱となり、その熱が脱毛効果を発揮しますので、ニキビなどの皮膚表面の色味に反応してしまったら火傷を起こす原因ともなります。
色味がそのまま残り、色素沈着まで引き起こしてしまいますので、ご遠慮いただいております。
粘膜
くちびるや目元、デリケートゾーンなどの粘膜には照射する事はできません。
粘膜は他の皮膚と違う細胞でできています。
薄く柔らかい粘膜に光や熱を与えてしまうと火傷の原因にもなりかねません。
ケロイド、傷跡
ケロイドや傷跡から毛が生えてくる事はなく、むしろ皮膚が他の皮膚と違った皮膚になっています。
キズ跡に光を当て、熱を与える事はできません。
ほくろ、シミ
脱毛器の光は黒いものに反応するようにできていますので、皮膚の上で光が熱に変わり、表面上で火傷の原因になります。
ほくろやシミのある部分だけ避けて照射をしていきます。
そのほか、皮膚表面のものでなくても、てんかんや糖尿病、甲状腺の病気をお持ちの方にも脱毛の照射をお断りしているサロンが多くありますので、行ってから断られる事のないように、事前に確認してみましょう。
ココがポイント
●健康な方でも脱毛の照射ができない場合もあります。
事前に確認してみましょう!]