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たばこが招く老けた顔
たばこを吸っていますか。たばこは一度吸ってしまうと中毒性があり なかなかやめられずに悩んでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
たばこは美容にとって とても悪影響を及ぼすものです。
その瞬間、ストレスがなくなったり癖でついつい吸ってしまうなど安易な気持ちで吸ってると5年後10年後に大幅に顔は崩れてくるでしょう。
たばこをやめるのが一番ですが、なかなか難しいという方は たばこでの老化が進まないように、たばこを吸っていない人の倍はお手入れを頑張らなくてはいけません。
スモーカーフェイス【老け顔】5年後の顔は大きく変化
たばこを吸っている方と吸っていない方ではその瞬間の差はそんなにありませんが、老化の進行を早めてしまうことにより10年20年と長いスパンで見たときに全く違う顔になってしまうというのを聞いたことがあるのではないでしょうか。
実際、本当に双子の姉妹が一人がたばこを吸いもう一人がたばこを吸わずに5年、生活をしたらまったく違う顔になってしまったという話もあります。
しわシミたるみは もちろん白髪や薄毛、歯の黄ばみなど様々な部分に老化をもたらすのです。
たばこがもたらす美容への影響
たばこを吸うことで大量のビタミンCが失われる
ビタミンCといえば、レモンやイチゴ、キウイなどが有名ですが、ビタミンC(アスコルビン酸)とは水溶性ビタミンの一種で、お肌で作られるメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防いだり、コラーゲンの生成に大きく関わっています。
そのほか、ビタミンCには日焼けを防ぐ効果もあり、抗酸化作用が強い為、病気や老化防止にも効果的で、夏にレモンの蜂蜜漬けなどがいいと言うのも肉体疲労を回復させる栄養素もたくさん入っているからです。
ビタミンCには鉄分の吸収を促進したり、脂肪を燃焼させる為のカルニチンの合成を助けたりと、美容には欠かせない存在になります。
皆さんご存知かもしれませんがたばこを吸うことで大量のビタミンCが奪われます。吸っている方は吸っていない方の2倍の量を摂取しなければなりません。
ビタミンCは美容には切っては切り離せないもので不足するとコラーゲンつくられずハリが失われシミやくすみなどが発生してしまいます。
そのためたばこを吸っている方は老化がドンドン進行してしまうのです。
血管の収縮で栄養が届かない
たばこに含まれるニコチンには血管を収縮させる働きがあります。
そのため血流が悪くなり体に栄養がめぐりにくくなってしまいます。
代謝が落ちるのは当然で肌が生まれ変わるターンオーバーが遅くなり栄養が行きわたらずにガサガサになったり、くすんだりと変化をもたらします。
たばこを吸っている方は特に血流を良くすることを心がけ運動やマッサージを取り入れなければなりません。
どうしても たばこが吸いたいのであれば、まずは顔の代謝を上げるために顔のストレッチから始めましょう。
活性酸素の大量発生で体は酸化する
たばこを吸うことで有害な物質を体内に沢山取り入れることになります。
その有害な物質を除去するために活性酸素を体に発生させます。
この活性酸素は身体のサビになり肌の老化を進行させます。リンゴを想像してください。リンゴは半分に切って放置すると酸化して茶色くなります。これと同じ現象が肌の中で行われていることになります。
ビタミンCには抗酸化作用があり肌のサビを防いでくれる効果がありますが、たばこを吸うことで多くのビタミンCが失われるためサビを防ぐ効果もない為ドンドン老化が進行してしまうのです。
そう考えるとビタミンンCは肌にとってなくてはならない食べ物だということがわかります。
ビタミンCは身体の中ではつくられない
ビタミンCは水溶性の為、身体の中では作られることの無い栄養素で、身体の中に溜めておく事ができない為、毎日1日分のビタミンCを摂取しなくては足りない状態になってしまいます。
熱にも弱いので、出来れば火を通さずそのまま食べたい食品です。
レモンやイチゴを毎日食べるのは なかなか難しいという方は、アセロラや青汁、ブロッコリーや生姜などを摂取する様にしてみましょう。これらの食材はレモンよりもビタミンCが豊富です。
食品名よりも摂取量にこだわってみましょう。
ビタミンCは1日にどの位の量を取ればいいの
ジャガイモや緑茶、ほうれん草やピーマンなど、、緑黄色野菜や淡色野菜に多く含まれます。成人の男性女性共に1日の推奨摂取量は100mgです。
目安は100gあたり、赤ピーマンで170mg、茹でたブロッコリーでは54mg、イチゴは62mg、ほうれん草は60mg。
毎日1食で100mg摂取しようとするより、3食全てに野菜や果物を摂取する食生活を心がけることをお勧めします。
たばこを吸っている方は2倍の摂取が必要といわれています。足りない分はサプリメントなどを活用するのもお勧めです。