脱毛するのは当たり前
身体に生えてくる毛の量には個人差がありますが、人間の身体に生えてくる毛は全体で500万本程生えているそうです。
この量を毎日、このまま一生自己処理し続けるのは面倒ですし、剃りにくい場所によってはカミソリで肌にキズを作ってしまったり、処理をする度に どんどん毛が濃くなってしまったり、毛は邪魔な存在に感じます。
今では女の子だけが 脱毛する時代ではなく、中高生の男の子でも自己処理をしたり脱毛に通ったりと、毛に対しての意識が男女問わず高くなってきています。
男の子も美意識が高まっていますので、女の子も 手を抜けない時代になってしまいました。
エステや美容クリニックでも脱毛できない場所がある?
そもそも【毛】とは、身体を守る為に生えているのですが、やはり女の子には身体の毛なんて全く必要ないのが現状で、毛深いなんて思われたくないのが一番の理由でしょう。
ただ、お風呂での自己処理の時間は長くなり、剃り忘れた次の日なんて最悪で、寒くもないのに一枚羽織ってみたりと女子は色々と大変です。
ならば「 さっさと全身を脱毛してしまおう!」とエステに行っても、脱毛に適さない箇所というものがあり、シミやホクロ、ニキビの上やまぶた、粘膜、傷跡などなど、脱毛が出来ない場所があるのは確かです。
その中でも【ホクロ】から毛が生えてしまっている場合、皆さまはどうしていますか。
ホクロへの脱毛が出来ないとなると、そのホクロから生えてくる毛はどうしたらいいのでしょうか。これが意外と女子を悩ませているようです。
ホクロの毛は太くて濃い?
全身の毛穴を避けて ホクロが出来る訳ではないので、ホクロから毛が生えてきてもおかしくないのですが、実は ホクロにある毛穴は深くて大きい為に、太くて しっかりとした長い毛が生えてきてしまいます。
大きい ほくろから太い毛が1本 ひょろひょろ と生えてきているのを見たことはありませんか。自分でなくても 人の顔を見ていて気付いてしまったことがあるかもしれません。
男性であれば、まだしも女性で太い毛が生えているというのは 少し恥ずかしく感じてしまいます。実際にエステサロンでも 「ほくろの毛を脱毛したい 」という声が多く寄せられているようです。
首・肩・顔から生えていることが多く上部になれば なるほど 、人の目に触れやすくなります。
気になるからといって毛抜きで抜いてしまうと、刺激によってより太くなりますし、カミソリではすぐに生えてきてしまうし。抜いても抜いても いつまでも生えてくる毛をどうにかしなければ!と思う方へ、ホクロやお肌の為の自己処理方法をお伝えします。
ほくろの毛の自己処理方法
自己処理をするのなら、一般的にはカミソリでの処理が多いと思いますが、カミソリでの刺激が一番危険です。
なぜなら石鹸や専用のクリームなどもありますが、カミソリで肌を直に削ってしまう行為ですから、自己処理するのならカミソリよりも 電気シェーバー の方が適しています。
シェーバーはハサミの様な物が重なり合って毛を処理しますので、肌への負担はカミソリより軽いと言えます。しかし、シェーバーではカミソリの様にクリームなどを付けずに処理しますから、乾燥した肌にカミソリの刃を押し当てる事には変わりないので刺激が強く、色素沈着を起こしかねません。
一番いい方法は根元からハサミでカットするのが刺激も少なく、毛も太くならない方法と言えます。
少し手前がかかり、すぐに生えてきてしまうと思われるかもしれませんが、ホクロの毛や肌にとっては一番の方法だと言えます。
ホクロはなぜできるの?
毛の様にホクロは身体を守る訳でもなく、爪などと違って生活していく上で必要でもなく、、、何のためにあるのでしょうか。
ホクロは先天性と後天性で作られます。
先天性とは産まれつきのもので、お母さんのお腹の中にいる時にできたものや遺伝性の事を言い、産まれた時からあった物の事を言います。
昔はこんな所に「ホクロなんてなかったはず?!」と思っている方は、後天性でできたホクロと言えるでしょう。産まれてから出来たホクロは主に紫外線やストレスが原因だと言われています。
ホクロはシミが出来るメカニズムと一緒で、肌の中でメラニン色素の細胞が変化し、母斑細胞の増殖によって表皮と真皮層の部分に作られます。他の部分よりメラニンの生成が活発になる事で濃く多く出来やすいのが特徴です。
そのホクロの原因であるメラニンは、通常であればターンオーバーという肌の生まれ変わりによって、肌の表面から排出されますが、皮膚の中に残ったまま になる事で表面から透けて見えるのです。
色が茶色や真っ黒などの違いがあるのは、ホクロの出来る深さに関係していて、茶色いホクロは少し下の真皮層の方で作られ、表面に近い黒いホクロは表皮で作られるという違いから色が はっきり と分かれるのです。
ホクロの毛は脱毛できるのか
光脱毛
エステサロンでは、シェーバーやカミソリで自己処理をした後の 肌の上に毛がない状態の肌表面に光を当てていく やり方が多いのですが、その光とは黒い物に反応する様に作られています。
その光が熱を発生させ、毛を伝って毛根まで届かせていきます。
表面から光を当て、毛細血管から栄養を貰っている部分にダメージを与えると、栄養が届かなくなり、毛は肌の中で異物として判断されます。
指にトゲが刺さってしまったり、かさぶたが出来た場合、下からどんどん押し上げられてトゲが抜けたり、かさぶたが剥がれ落ちますが、それと同様に、異物となった毛は皮膚に押し上げられて最終的にはスルッと抜け落ちて行くのです。
そして、色黒の方よりも色白の肌の方が、光が黒い毛に反応しやすく、脱毛に適していると言えます。肌が黒いと光や熱が毛根まで届かず、表面の黒みに反応してしまい、火傷の原因になりかねません。
ホクロも同様に、毛よりもホクロに熱が集中してしまい、痛みどころか火傷に繋がる恐れもあります。その為ほとんどすべての光脱毛サロンはホクロの毛は脱毛することができません。
ニードル脱毛
ニードル脱毛という、毛穴の一つ一つにニードルを入れ、毛根に熱を直接当てる脱毛のやり方もありますが、抜くのと同じ様に刺激が強すぎる為におすすめできません。
だからと言ってホクロから生えている毛を抜くとメラニン色素への刺激になり、肌にも良くありませんし、メラノーマと呼ばれるホクロの癌などもありますから、元々良性だったものが変化し、悪性へと変わる危険性も充分にあります。
ホクロには突起のあるものや平らなもの、癌の予備軍なども存在しますから、まずは皮膚科などのしっかりした病院で診察をしてもらいましょう。
毛を脱毛するのには色々と種類がありますが、
エステなどで主流となっている光脱毛や、ニードル脱毛、クリニックなどのレーザー脱毛でも、どれもホクロの中の毛だけを脱毛する事は難しいでしょう。
ほくろの毛の脱毛方法
まずはレーザーなどでホクロを取るという方法から行う必要があります。ホクロの色が無くなってからその後の脱毛で毛を処理していくことになるはずです。そのためエステサロンではなくクリニックに行って相談することをお勧めしたします。
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