脂肪燃焼ジェルが【脂肪を燃焼している】という思い込み・・・

よく耳にする痩せるジェル。塗るだけで痩せれるならば、誰もがみんな使いたいと思うはずです。塗るだけで痩せれるなんてそんな良い話は無い。

でも痩せるかもしれないと半信半疑で効果を期待して皆さん手に取っているのではないでしょか。

さまざまな商品があり口コミを見ると痩せた！という人もいれば脂肪燃焼ジェルなんて効かないという意見など様々です。そんな意見に惑わされながら商品を購入している方も多くいるはずです。

なぜそんなにも効果がバラバラなのか。いろんな意見が飛び交うのか不思議ではありませんか。これを知っていれば惑わされずに商品を購入することができ、しっかりと効果を実感できるはずです。

まず結論をお伝えするとジェルの成分で痩せることはできません。

ジェルで痩せたと感じている方は塗るときのマッサージで効果を実感していることが多いのです。

そのマッサージにより体内に溜まっていた老廃物が流れ排泄されることによってスッキリしサイズが落ちたように感じるのです。少し納得していただけたでしょうか。

脂肪が燃焼して、脂肪自体が減っているとしたら体脂肪に変化があるはずです。測っていただければわかりますがおそらくそこまでの効果は感じられないでしょう。

もちろん痩せたいと思い、ダイエットをしている時に使うことが多いのが脂肪燃焼ジェル。そのため体脂肪や体重が落ちている場合もあります。しかしそれは脂肪燃焼ジェルの効果ではなくダイエットの努力の結果と考えるのが妥当です。

塗ると熱くなったりヒリヒリしたりといった体感がある為、脂肪が燃焼しているような錯覚に陥ることがあります。しかしそれは芯から温まって血行が良くなっているというものではなく、塗った時の成分に秘密があります。

熱くなった商品をお使いの方は成分表記を見てみてください。唐辛子の辛味成分の【カプサイシン】は入っていませんか。このカプサイシンは皮膚を通過し肌の中に浸透することはできません。

そのため脂肪の中が温まっているのではなく、皮膚表面にとどまり表面に刺激が加わり温度が急上昇するため体感の即効性がありヒリヒリした感覚になるというわけです。熱くなりあたかも、脂肪が燃焼しているかのような感覚に陥りますが、騙されないようにしてください。

セルライトを溶かすといわれている商品も数多くありますがこれは難しいと思ってください。セルライトが柔らかくなってくると溶けてきていると思う場合もありますが、それは毎日ジェルを塗り込むことにより脂肪が柔らかくなったことによるもので、成分によるものではありません。

みなさんお分かりかと思いますが、化粧品はお肌の深層部まで到達することはありません。あくまでも肌表面の角質層までと考えください。その下の下にある脂肪には到達しないため、どんなに脂肪燃焼ジェルを塗っても効果はありません。

ジェルを選ぶ際にしっかり効果を出したいのであればナノ化されてるものなど浸透させることに特化した商品を選びましょう。

ユーグレナ、フォースコリン、カフェインなどが配合されしっかり浸透させることができればサイズダウンも夢ではありません。商品選びがとても重要になります。

良い商品に出会えたら次は【最大限に効果のでる塗り方】です。タイミングは入浴後血流が良くなっているとき。有効成分が浸透し溜まっているものを絡めとり全身を血液と一緒に巡らし尿として体外に排泄させるのです。ストレッチを一緒に組み合わせることでより流れを促進できるのでおすすめです。

必ずぬっていただきたい部分がリンパ節です。落としたい脂肪に塗って満足していてはいけません。必ずリンパ節を通り少しマッサージをしましょう。リンパ節がつまっていると流れが悪くなり排泄経路が妨げられてしまうのです。

このようにせっかくジェルを使うのであれば最大限に効果のでる方法で使用してください。

脂肪燃焼だけではなく痩せた部分の皮膚をキュッと引き締める成分やむくみを取る為の血行促進成分が入っているものがあります。お顔に使うとハリが出る化粧品などがあるように身体の引き締めに使用する商品も数多く存在します。

実際にむくみを取ったり引き締めたりするジェルを身体に使用し効果が現われると顔にも使いたくなるでしょう。そして顔の方が面積や脂肪の厚みが少ない分効果が出るのではないかと期待してしまいます。でもそれは絶対にやってはいけません。

皮膚自体が薄いため肌荒れの原因になります。正しい知識で商品を購入し効果を実感できるものにしてください。