便利なマツエクの裏側
最近では お馴染みのマツエク。お化粧の時間も減り なによりも自分が持っている以上の長さやボリュームが出せるので目の印象が大きく代わります。
パッチリした可愛らしい目元やキリッとしたクールな印象など付け方を工夫すると様々な自分に出会えることでしょう。
一度つけると なかなかやめることができず少なくなっては またつけて、また取れてきたらつける を繰り返している方も多いのではないでしょうか。
それが目に悪影響をもたらしているかもしれません。そのことをしっかりと理解した上でマツエクをつけましょう。
よく聞く悩みとしては 「まつ毛が少なくなった。」これがいちばん多い悩みです。マツエクは まつ毛一本一本についているため負担がかかり必要以上の重みがかかるため、抜ける前よりも早くまつ毛が抜けてしまうのです。
そして マツエクをしている人によく言われるのが、まつ毛を着けて まばたきをする負担は想像以上で眼精疲労を招き 目が開かなくなる原因にもなっているということです。
まぶたの負担は想像以上です
80本など少ない本数のマツエクであれば そんなに負担はないですが、今は150本から200本もっと沢山の本数を着けている方もいます。
シルク ミンク セーブルなど沢山の種類がありますが、高毛質だと柔らかく軽い毛になります。軽ければ軽いほど負担はありませんがシルクなどは毛が太く重いため まぶたに負担がかかってしまうのです。
すると眼精疲労になりやすく、目の開閉が上手くできなくなり目が いつも眠そうになったり肩凝りや疲労がたまりやすくなります。
まぶたを動かす【上眼瞼拳筋】といわれる筋肉は とても薄く弱い筋肉。まぶたと共にまつ毛も引き上げられているので、このまつ毛が重くなればなるほど上眼瞼拳筋にかかる負担は凄まじいものになります。
この負担が続くと徐々に引き上げずらくなり目が据わり半開きのようになりたるんで見える原因にもなると言うわけです。
おでこのシワにもつながっていた
まぶたが たるむ と無理に目を見開かなければならなくなり、おでこの筋肉も使いおでこにシワが増えたりすることも。
一回二回なら 負担は少ないかも知れませんが、まつ毛が薄くなり この状況が耐えられないと また まつ毛をつける。を繰り返していると深いシワという後戻りできないトラブルも招きます。
まつ毛が重く まぶたの筋肉では引き上げられなくなってしまうと私達は目の筋肉ではなく眉毛の筋肉を使うようになります。
さらにそれは おでこへと繋がっているため おでこの筋肉をを使って目を開けるようになります。するとそこにはシワができ、長年続くことで癖になり改善できなくなる深いものへと繋がります。
おでこの筋肉を使うことで頭から肩まで繋がっているため肩凝りで頭痛を招いたり体調不良に繋がることもあります。
マツエクをつけるなら
マツエクが様々なトラブルを招くことはご理解いただけたと思いますがやっぱり目の印象を決めるのがボリュームのある まつげです。その為なくなると目元が寂しくなってしまう・・と なかなか止めることができない場合もあると思います。そんな時注意するべき点をお伝えしていきます。
毛質毛量に注意
毛質は出来るだけ上質なものを選びましょう。少し金額は高くなるかも知れませんが細く柔らかい毛質を沢山つけ、目元をパッチリさせたとしても重量での負担は軽減できます。
太さも選べるサロンが多いので、できるだけ細いものを選びましょう。細いとボリュームがなくなると心配される方も多いかもしれませんが、目元が自然になじみ細いマツエクをつけた方が持ちも良くなるようです。
とにかくできるだけ軽くさせることを重要視させてください。
タルミケア
自分でタルミを軽減する方法。それはまぶたの筋力をつけることです。
目を左右に動かしたりゆっくりと目をギュッとつむり その後ゆっくりと開けるストレッチ。
眉毛を動かしたりマッサージをし眉毛のコリをとりのぞくことで目の開閉がしやすくなります。たまにはゆったりとエステサロンでプロの手をかりて筋肉をゆっくりとほぐしてもらうことをおすすめします。
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スキンケアを見落とすな
マツエクを始めると知らぬまに目周りのメイク落としや保湿をしていないことが多くあります。
マツエクOKとクレンジングに記載があったとしてもマツエクをゴシゴシ擦るのは不安です。そのため しっかりとアイシャドウやアイラインが落ちておらず菌が繁殖しかぶれてしまったり、色素沈着を招く原因にもなってしまうのです。
さらに油分をつけることを不安に思い 洗顔後のスキンケアで目元への塗り残しが多くなります。目元は ただでさえ乾燥しやすい部分なのに保湿がされてないとなれば さらに目元のハリが失われる原因になるため注意しましょう。
可愛くなるためにしていることが逆効果になってしまっては本末転倒です。しっかりと理解したうえで対策を取りながらつけることをお勧めします。
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