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冬の定番!乾燥はどうして起こるのか!?
スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツをしている時も、室内で読書やゲームをして過ごしている時も、どちらの時間も冬は一年の中で一番乾燥する季節ですから、肌ケアを念入りにしておかないと一気に肌トラブルの症状が出やすくなってしまいます。
そして、乾燥がひどくなるとカサカサしたりチクチクしたりとかゆみが出始め、肌荒れやニキビ、シワ、たるみ、200種類以上あると言われているウィルスによるインフルエンザや風邪の感染を引き起こしやすくなりますので、乾燥には特に注意が必要な季節です。
今では冬は乾燥するのが当たり前と言われていますが、冬には雨や雪が多く降る事で、湿気が多くなりそうなのに乾燥するのはなぜなのか?原因と自分で出来る乾燥対策をご紹介します。
雪の照り返しで日焼けする
冬に日焼けなんてしないと思ってはいませんか。紫外線といえば夏!それは大きな間違いですスキースノボーをしに行き日焼けをすることは珍しくありません。
夏と違い日焼け止めをしっかり塗ることも少なく、ただでさえ冬の寒気で顔は冷えバリア機能が低下している状態の為ダイレクトに紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。そしてさらにバリア機能は破壊されガサガサの乾燥とドンドン悪化してしまいます。
とても冷たい寒気が日本へ
日本は冬の時期になるとシベリアから吹く冷たい風を日本海側から受けて、その後太平洋側へと流れて行きます。そのシベリアの最低気温は−71℃という低さですが、そのシベリアから流れてきた空気は−50℃という想像もつかない低い空気が流れ込んでくるのです。
その冷たい空気の中には湿気も含まれています。湿気とは空気中の水分量の事を数字に表したもので、気温の高い夏は湿気を多く含み、逆に冬の冷たい空気に含まれている水分量は少なく、乾燥しがちになるのです。
その冷たく冷え、乾燥した空気が日本海側で雨や雪となり、たくさん降る事で日本海側は雪国になる地方が多いのです。
そして日本海側に雨や雪などに空気中の湿気を使い果たし、水分をあまり含まない空気が太平洋側へ流れていくので、同じ日本でも日本海側の方は雨があまり降らず、より乾燥しやすくなるのです。
スキーやスノーボードを楽しむ方はその冷たい風を直にお顔に受けますから、唇が乾燥して皮が剥けたり、肌がガサガサになるのを経験されている方も多いのでないでしょうか。
汗をかくことも少なくなった冬でも1〜2時間おきに休憩を挟んで、しっかりと水分補給を心がけましょう。
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ストーブ、電気毛布などが乾燥の原因に
寒い冬には欠かせない暖房器具です。
暖房器具は元々乾燥している空気を暖め、より乾燥を招きます。
コタツに入ったら最後、出る事ができません!!コタツは特に気をつけなければいけない暖房器具です。外側から身体を温め、身体内側の水分も奪います。
汗をかくと喉が渇き、水分を飲もうとしますが、コタツに入っていても汗をかかない分、身体の中が水分不足になっている事に気づくのが遅くなりがちです。
暖房をつけるならたまに換気をしたり、部屋に濡れたバスタオルを1枚干しておくといいと言われますが、バスタオル1枚くらいは簡単に乾いてしまう位の乾燥度ですから、家の中で映画鑑賞や読書などを楽しむ時間は加湿器を付けたり、こまめに水分補給をして、身体の中から乾く乾燥を防ぎましょう。
寒くて水分を取らなくなる
先ほどもお伝えした様に、冬の時期は汗をあまりかきません。
汗をかくと肌表面で皮脂と汗がまざって皮脂膜ができます。皮脂膜とはお肌を守っている天然のクリームの役割をしますが、水分不足だと血液の循環が悪くなり、新陳代謝が低下しますから、皮脂と汗が出にくくなります。
その為、お肌が潤わずに乾燥を招いてしまいます。
水分不足ではお手洗いの回数も減り、便秘にもなりがちです。便秘はニキビや肥満の原因の一つで、お肌や身体にいいことは一つもありませんから、喉が乾いてなくてもしっかりと水分を補給する事を意識しましょう。
代謝が悪くお肌の生まれ変わりが遅くなる
身体を動かさなくなる冬の季節は代謝もどんどん減っていきます。
寒さをしのぐために肩が上がる→猫背になる→肩こりが起こる、、そうなると血液の循環が悪くなり代謝が落ちます。
代謝の低下により、太りやすくなりますから、冬は太りやすいと勘違いされてしまうのです。
ゆっくりお風呂に浸かったり、足先をマッサージするなど、身体を温める事を積極的に行い、代謝を上げていきましょう。
身体よりも顔ばかり乾燥するのはなぜ?
寒い冬は身体全体を衣服で守り、温める事が出来ますが、顔ばかりはそうはいきません。
身体は洋服やコートなどの衣服で乾燥した空気からお肌を守れますが、外気にさらされているお顔は直接空気に触れる事で乾燥が起こりやすくなります。
普段は乾燥肌ではないお肌も、冬になると目元や口周りがカサついたり、ニキビが出来やすくなったり、お化粧がのらない、ホホだけが赤くなるなどといった症状が出やすくなります。
しかし、身体も同じ様に乾燥しています。
ひざ下やひじ下が粉を吹いた様に白くカサカサになったり、背中や腰がチクチク痒くなったりという症状が現れてきていませんか?
防寒用マスクは肌荒れを起こす
今は外出時にマスクをつけて防寒対策をしている方も多く見かけます。マスクを付けている全員が風邪をひいている訳ではないのです。
しかし、一時的にマスクをつけるのはおすすめしますが、一日中つけっ放しにすると、菌の繁殖を招き、ニキビなどの肌トラブルの原因になりますので、こまめに取り替える事をおすすめします。
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お風呂で温まるのは逆効果!
家の中で湿気がある場所と言えば、お風呂が一番に思いつきます。
そのお風呂の湯気が喉や鼻、お肌にいいのはご存知だと思いますが、お風呂場や脱衣所をみても湿気が多い為にカビやすい場所です。
湿度が70%以上でカビが発生しやすいと言われていますから気をつけなければいけません。お風呂から出たら、出来るだけドアを開け、部屋全体に湿気が行き届く様にしてみてはいかがでしょうか。
そして、お風呂にゆっくり浸かり、お肌を潤そうと長風呂になるのも また逆効果なのです。
20分程度の時間であれば問題はないのですが、お風呂に浸かり、汗をたくさんかくと身体中の水分が奪われます。まずはお肌の表面の水分から蒸発しますから、湿気があるからと言っても逆に乾燥を招いてしまう場合もあります。
そして、寒いからといって熱い湯船に浸かると身体の表面を守っている皮脂が過剰に落ち、より乾燥を招いてしまいます。お風呂に入った後、チクチク痒くなった経験はありませんか?それはお風呂の温度に問題があるのかもしれません。
熱い湯船で芯から温まりたい!シャワーだけだから熱いお湯じゃないと出た時に寒いからと思ってしまいがちですが、元々乾燥肌の方なら38度〜40度のぬるめの湯船に20〜30分程度浸かる位で充分でしょう。シャワー派の方は冬だけでも湯船に浸かる習慣を身につけられるとダイエットや美肌効果がアップしますから、ぜひこの冬をキッカケに湯船に浸かる様にしてみてください。
冬の洗顔方法
洗顔も同様です。
熱いお湯で洗うと洗顔後のお肌はつっぱります。なぜなら、細胞と細胞の間にあるセラミドという成分の流出とお肌の表面を覆っている皮脂の急激な減少が原因。
そして、その日のスキンケアだけでは潤いを取り戻したくても追いつく事ができなくなり、その後のケアをおろそかにしてしまうと乾燥が続きます。
私は大丈夫!と思っていても洗顔は少し温かく感じる 人肌程の温度で洗い流し、その後のケアをしっかりと行えば冬の乾燥を乗り切れるでしょう。
乾燥肌の改善方法
夏よりも水分を摂りにくい冬の時期でも、1日に1.5リットル〜2リットルのミネラルウォーターを摂取する事をおすすめします。
冷たく冷やした水分は身体を冷やしますから、常温か、温めて飲むと身体も温まります。
朝、寝起きにコップ一杯の水を一杯飲むといいというのは、内臓を活発にする為です。その朝コップ一杯の水をお湯に変えてみて下さい。
身体が温まり、脂肪の燃焼にも効果的です。
そして、部屋で快適に過ごす為には、適度な湿度が必要です。加湿器で乾いた空気に潤いを与えましょう!
40%以下では、ウィルスの繁殖を招きやすくなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。50%以上だと湿気が多すぎてしまい、蒸し暑く感じられてしまうので、理想は40〜50%がベストです。
冬はお肌が危険にさらされる時期です。良かれと思って行っていたことが、より乾燥を招いていたということにならないように正しい知識を学ぶ必要があります。
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