目次
筋肉をつけないと美脚になれない
最近では、女性でもスポーツジムやフィットネスクラブで運動をして、脚や身体を鍛えて細くしたい方をよく見かけるようになりました。
ダイエットの目的だけではなく、ヒップアップやくびれ作り、体型の維持に使用される事も多く、運動が日常生活の一部となるのは健康にも美容にもとてもいい事ですし、いつまでも綺麗でいたいと思う女性が増えたのは素晴らしいことです。
筋肉がなければ 【成功するダイエットはない 】と考えます。エステに通ってる。食事制限をしてる。など いろんなダイエットをしている方がいます。
そんな方を沢山 見てきましたが筋肉をつけることを考えないと確実にリバウンドし長期スパンで綺麗には なれないと断言できます。
逆に筋肉質だからと安心していてはいけません。その筋肉の質はどうですか。
筋肉の質が悪ければ逆に太くなりますし、私は筋肉があります!と自信を持っている方ほど 姿勢が悪いために付いた意味のない、むしろダイエットの邪魔をする筋肉の可能性も非常に高くなります。
運動をして筋肉をつけて痩せる事はとても良いことです。しかし、筋肉のつけ方が間違っていては努力も水の泡。そんなことにならないように見直し効率よく痩せましょう。
姿勢によって筋肉の付き方が変わる
元々筋肉が固くついている。という方は どんなふうに付いているのか観察してみてください。ふくらはぎだけが太い場合や、太ももが前に張り出している脚、太ももの横にだけガチガチに固まった筋肉が付いてしまっているなど、筋肉の付き方は人それぞれ違います。
スポーツをしていないのに、太もも ばかりが太い方は、歩き方や姿勢、体重のかけ方に問題があるのかもしれません。
実際に 猫背や 骨盤のゆがみ やO脚 X脚など身体が歪んていると、生活の中で自分の歩きやすい姿勢を身体は勝手に探し 補うように筋肉をつけます。このように本来 必要でない部分に筋肉がつくことで逆に太ってしまうケースもあります。
外側の筋肉を鍛えすぎると太く見える
運動の仕方で痩せるか太るかが決まります。鍛え方を間違えてしまうと脂肪を燃焼させずに筋肉を太くするため脂肪の太さにプラスしてさらに筋肉が太くなるということになります。
その為 筋肉の種類を理解し、どんな身体になりたいか 考えたうえで痩せる為の運動をしましょう。
【白筋(速筋)】ムキムキ筋肉
無酸素運動や筋トレをする時に、強い負荷をかけることで 太い筋肉 を作り上げることができますが、白筋のエネルギー源はグリコーゲンですから、脂肪は燃えません。
ダイエットで細い身体を手に入れるというよりは、筋肉を付ける筋トレといった言い方の方が分かりやすいでしょう。
そしてインナーマッスルではなくアウターの筋肉に働きかけるため太ももの外側がドンドンはってきます。
スピードスケートや短距離走の選手は太ももが張っているのを見たことがあると思います。あの選手は瞬発力が大切になるため外側の筋肉を鍛え太くなっているのです。
負荷を沢山かけ 筋トレをすることで太くなるわけですから、脚を細くするために行うものではないという事に気づいていただけましたか。
筋肉をつけることは大切ですが、痩せたいのであればこの筋肉は逆にストレッチなどをし 柔らかく柔軟にし、老廃物が溜まらないようにしておきましょう。
【赤筋(遅筋)】スラリ筋肉
有酸素運動で使う筋肉で、白筋に比べて細く引き締まった筋肉です。
ウォーキングやヨガ、ストレッチなどでつく筋肉で新陳代謝を上げ、脂肪を燃焼させていきます。ダイエットで細く引き締まった身体に仕上げたい方にオススメの運動です。
短期ではなく、長期に渡って運動する事で細く美しい脚が手に入ります。
部分痩せなどで引き締めたい場合は有酸素運動と筋トレを組み合わせて、負荷をかけ過ぎずに大きく呼吸しながら引き締めたい部分の筋トレをしましょう。
脂肪燃焼の有酸素運動の効果
ウォーキング
血液を全身に巡らせる為の運動と知られています。本来心臓のポンプを利用し血液を流していますが、末端まで行けば行くほどその機能の効果は薄れていきます。そのため手足の冷え性などが起こってしまいます。
ウォーキングをすることで、筋肉の収縮や伸張がおこり 血液の流れを促し、下半身の大きな筋肉を動かす事で血液循環を良くし、代謝を高め、効率的に脂肪を燃焼しやすい身体へと変えていけるのです。
ウォーキングを綺麗なフォームで行うことでしなやかなメリハリのあるボディラインがつくられます。
ヨガ
ゆっくりとした動きの中で多くの酸素を取り入れます。
その運動で新陳代謝が活発になり、肌の細胞にも酸素や栄養が行き届き、美肌効果も高い運動と注目が集まっています。
身体のゆがみや肩こりの解消といったメリットもあり、老若男女問わず人気の有酸素運動と言えるでしょう。
ストレッチ
ストレッチをしたからと言って、すぐに脂肪が燃焼されたり体重が落ちるといった事はありませんが、ウォーキングやジョギングなどの運動と組み合わせる事でストレッチの効果がより高く現れます。
その他、睡眠の質がよくなる事で痩せやすい体質へと変わり、疲労回復にも効果があり、さらに便秘を解消する事で溜め込みにくい体質へと変わるオススメの有酸素運動です。
筋肉は鍛えるだけでは綺麗になれない
筋肉は鍛えるだけでは細くきれいにすることできません。
綺麗に筋肉をつけるためには 【ほぐす】ことが大切です。もともと姿勢や歩き方が悪いためについてしまった筋肉や運動をして疲労しパンパンになった筋肉は良い質を保つために ほぐし 柔らかくしておくことによって脂肪を燃焼してくれる 質の良い 筋肉にすることができるというわけです。
筋肉をほぐす
元々 筋肉質であれば、まずは筋肉で太く固くなっている部分を元に戻しましょう。
そのためにはまず、筋肉をほぐすために気になる部分を温めます。シャワーだけで済ませてしまっている生活なら湯船に浸かる習慣をつけましょう。
全身浴より、芯から温まる半身浴で全身の血液の巡りを良くし、身体を温める方が効果的です。
その後ストレッチを行います。凝り固まった筋肉をじーんわりと伸ばしていきましょう。ストレッチすることによって筋肉をほぐすだけではなく むくみ を取ることにもつながります。
他にも固まってしまった筋肉をほぐすのに【筋膜リリース】というものが用いられます。いろいろな方法がありますが、テニスボールを使い 筋肉の凝り固まっている部分に置き 圧をかけることで簡単にほぐすこともできます。
インターネットで検索をすると様々なやり方が出てくるので自分に合ったやり方を探してみてください。
マッサージをして柔らかく
湯船に浸かった後は、マッサージをして血行を良くしていきましょう。力を入れずに、ゆっくりと脚の裏から徐々に上へと上がっていきます。
目的は、発達している筋肉をほぐす事ですから、さする、揉みほぐす、撫でる位の力加減で充分です。
なるべく力を入れない様に 軽く揉みほぐす事で 固くなった筋肉が元の 柔らかい質へ と変わっていくのが分かるはずです。すると運動をすることで さらに引き締まり脂肪を燃焼し美脚にしてくれます。
鍛えればいい。運動すればいい。という間違った知識を捨て効果の出る方法を実践しましょう。