足の強いリンパマッサージは意味がない【簡単に効果の出るやり方】

脚痩せしたいならリンパを流せ

足痩せしたいと頑張っている方の定番ケアは運動でもなく食事でもなくリンパマッサージです。運動を一生懸命していても痩せずリンパマッサージをプラスしたらすぐに効果があらわれた。などと言う声をよく聞きます。

皆さんも一度は自宅で一生懸命マッサージをした経験があるのではないですか。

手順はなんとなく下から上にすれば良いと理解しているけど正しいやり方がわからずどんなに一生懸命やっても効果が全くでないと悩んでいる方も多いはずです。

しっかりと流さなければいけないと強くゴリゴリやっているという方が多く、やっていると疲れてしまうからなかなか続かないというのも多い声なのです。

リンパについて理解をすれば一生懸命お手入れをしなくてもむくみを排泄することは簡単にできます。

リンパがつまるとセルライトに

リンパは静脈でとりきれなかった老廃物をキャッチし、最後に静脈に運んで戻してくれる管です。リンパの流れが滞ることで脂肪細胞の周りに老廃物が停滞しセルライトになります。

それが原因で水分も溜まるようになる為、セルライトができているとむくみも 招きドンドン膨張し太くなるのです。

そうならないためにも日々溜まったむくみをリンパマッサージで排泄する必要があります。

リンパには流すポンプがない

血管には心臓というポンプが存在しており、しっかりと押出し流れを良くしていますがリンパ管にはポンプがありません。

リンパは筋肉運動をポンプ替わりにし、流れを促しているのですが近年の運動不足の進行により重力に逆らえず足に水分老廃物がたまりむくみがおきるのです。

その為筋肉を付け日々の生活でしっかりと流れる状態をつくるというのは必須です。なかなかデスクワークなどで筋肉を使いうことができないという方は重力に負け下がったものを上に押し上げ戻してあげましょう。

意外と知らない　リンパは二種類ある

リンパには肌表面を通っているリンパと筋肉の近くを流れているリンパの二種類あるのをご存じですか。

これを理解することで「マッサージを必死にしなくてもむくみがとれるのか。」と納得できるはずです。

浅リンパはゆっくりなでる

肌表面には浅リンパが通っています。これは強くマッサージすると逆効果になり、上手く流れなくなってしまいます。

血液は体の中を50秒から１分程で全身巡ります。しかし、リンパは体内を一周するのに12時間から24時間かかると言われています。

そのくらいゆっくり流れているものなのです。その為 そのゆっくりした流れに合わせてマッサージすることが一番効果的になります。

体を温め血管やリンパが拡張した状態でゆっくりと末端から中心に向かって流すことをおすすめします。

そしてリンパ節を圧を加え念入りに刺激しましょう。脇や膝裏太もも前の付け根は老廃物が溜まりやすくセルライトができやすくなるため念入りにほぐす必要があります。

リンパ節部分が詰まっているとむくみやすい状態が続いてしまいます。押すとイタ気持ちいいリンパ節をしっかり刺激し効率を高める必要があります。

深リンパは筋肉運動

もうひとつが深リンパで表面ではなく筋肉付近を通っています。その為撫でるだけでは刺激することが難しくなります。手っ取り早く流すには運動やストレッチが効果的になるのです。

これらをまとめると一番いいリンパの流し方はストレッチをしながら筋肉を動かしポンプ機能を高めながらはだ表面をゆっくり圧をかけながら流すという方法です。

今までがむしゃらにやっていたマッサージを少し変えてみてください。効果はグンッと高まるはずです。

筋膜リリースやストレッチポールでほぐすことも効率よく むくみを取ることにつながるので下記の記事も是非参考にしてみてください。