化粧品 レビュー

美容部員が勧める【化粧品のライン使い】意味はあるの?

化粧品のライン使いを勧められる

こんな経験はありませんか。

化粧品を買いに お店に脚を運んだところ 欲しい化粧にプラスして クレンジングも 洗顔も 化粧水も 美容液も クリームも すべてラインで使った方がいいと勧められ「確かにすべて揃えると効果が出そう」とすべて購入し数万という金額を払った・・・と。

それって本当に必要なのか・・・疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

ラインで使用していたり、お気に入りのメーカーしか使っていないと どうしても そのメーカーの売りである成分だけの効果しか引き出す事ができません。果たしてそれは、お肌にとって本当にいい事なのでしょうか。

ヒアルロン酸 配合であればヒアルロン酸の みずみずしさという効果は高まる一方で、張りを出すコラーゲンや保湿成分であるセラミド、抗酸化作用のビタミンCなどは吸収されませんし、美白効果が高いと言われているトラネキサム酸やアルブチンの成分も保湿が出来るかと言われると難しいのではないでしょうか。

むしろ、一つの成分を過剰にお肌に入れすぎる事によって効果は倍になるのでしょうか。

化粧水を買いに行っただけなのに、ラインで使えば、より効果アップ!!と店頭にいる美容部員さんに勧められて、仕方なく一式揃えるはめになってしまった方も多いはず。

ライン使いを勧める理由や効果、ライン使いではない商品使いでの効果の違いはお肌にとってどのように変化するのでしょうか。

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ライン使いの良さ

①肌トラブルが起こりにくい
②長く愛用できる
③同じ化粧品を購入しやすい

同じ成分、同じメーカーでの化粧品使いなら、使い慣れている事もあり、肌トラブルが起こりにくいというメリットがあります。

購入履歴がわかるというメリット

同じメーカーで そろえること のメリットは なんといっても面倒な化粧品選びがなくて済むのは、忙しい女性にとっては魅力的なのではないでしょうか。

昔はパッケージが変わると同じ化粧品を探すのに苦労していましたが、今ではポイントカードの様なカードに住所から年齢、今までの購入履歴など、全ての情報を入れて保管してくれますから、毎回どれにしようかと悩む事なく、全く同じ化粧品が選ばなくてもすぐに手に入る様になりました。

とても便利な時代になったのですが、お肌は季節によって変化しますし、体調や生活環境の変化、ストレスやホルモンバランスによって敏感に変化していきます。

そんなお肌が季節や妊娠、出産などの変化がある中でもずっと同じ物を使い続けていて本当にいいと言い切れるのでしょうか。

もし、肌荒れを起こしてしまったら、最近 寝不足だから・・・とか、引っ越して環境が変わったからだと、信じて使い続けている化粧品には目もくれずに、肌荒れしたのは自分のせいと思ってしまうでしょう。

総入れ替えは大変!

もし、肌トラブルが化粧品が原因であれば大変です。総取替えとなり、また一から全てを買い揃えないといけなくなり、化粧品にかかる金額は数万円にものぼるからです。

そして、同じ成分が配合されたライン使いで、より効果が上がるという報告は残念ながら一切ありません。

逆に、一つの限られた成分ばかりをお肌に浸透させている上に、効果が現れるとされている量をはるかに超える訳ですから、使えば使うだけシミが薄くなる事もないですし、シワが無くなるなんて事はないのです。

クレンジングや洗顔は肌にあったものを探す

化粧品をライン使いで購入する際は大体の方が化粧水やクリーム美容液などの効果で購入を決めると思います。洗顔やクレンジングがよさそうだからとその化粧品を選ぶ方は少ないのではないでしょうか。

となると、化粧水やクリームは自分の肌トラブルに合わせて一生懸命に選びますが洗顔やクレンジングは特に目もくれず 「ライン使いが良い!!」と思いこみ自分の肌にあっているかということは関係なしに購入してしまっているというケースは少なくはありません。

肌の上についたメイクをしっかりと落とさなければどんなに良い化粧品を使用しても効果は出ないに等しいです。皮脂やメイク汚れが酸化して毛穴につまることで角栓として ざらつき も現れます。

肌質や悩みに合ったクレンジングや洗顔に変えることで最大限に化粧品の良さが発揮されるため必ずしも ライン使いが言い切れないというわけです。

肌が慣れてしまう

好転反応というものがあり、新しいものを入れることで肌が刺激されお肌が綺麗になっていくというケースもあります。

化粧品を変えた直後 肌のくすみがとれたりキメが整いこの化粧品あってるかも!!とお気に入りになったが、使い続けると良いのかよくわかんなくなってきた・・などという経験もあるのではないでしょうか。

化粧品はその時の自分の肌に合わせて変えていくことによってお肌に良い刺激を与えることにもつながるケースもあるため定期的にいろんな化粧品を試すことも大切になってくるのです。

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バラバラ使いの良さ

①色々な成分が浸透する
②使用感やその時の肌状態によって納得した商品を使用できる
③肌荒れの原因の化粧品のみ交換できる

では、ライン使いではなく、その時の気分や値段、お肌の状態によって気に入った商品を使っていく方法はどうなのでしょうか。

一つのライン使いに こだわらず、色々なお化粧品を使用している方は少なくありません。

新しい商品が出て、これでシミが薄くなった!とか、シワが無くなった!なんて人気があれば使ってみたいと思うのは当然の事です。

気になるトラブルの順で化粧品を使う

そして、ポイントは、1番改善したいと思っているトラブルに合った化粧品を、1番先にお肌へ乗せていくという事です。
次から次へとお肌に浸透させていくスキンケアの中で、1番効いてほしい成分を先に浸透させる事で効果がより上がります。

最終的にはしっかり保湿。

ハリやシミなどの化粧品を選んでいても保湿がしっかりとできていいなければ意味がありません。保湿効果の高いものを選ぶのは大切です。

乾燥は基本的な肌トラブルを招く原因です。そのため自分が良いと思った美容液にお金をかけ過ぎて化粧水や保湿クリームをおろそかにしてはいけません。

まずはきちんと乾燥対策をして水分油分をしっかりと補わなければ どんなに良い成分を入れても効果は半減してしまいます。

このことを念頭に置いてバランスを見ながら化粧品を選ぶようにしましょう。

メリットもデメリットもある

それぞれの使い方にはメリットやデメリットがありますが、必ずしもライン使いをしなければいけない訳でもないですし、ライン使いだからといって効果が上がる事もありませんので、ライン使いをしなくてはいけないと神経質にならずに、その時のお肌の状態に合わせたお化粧品に少しずつ変えてみてもいいかもしれません。

今まで気づかなかっただけで、他にもいい商品に出会えるかもしれません。

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