オイル美容ってなに?
良く行われているお手入れ方法として【洗顔後にオイルを塗る。】【スキンケアの最後にオイルを塗る。】
他にもヘッドスパやシャワー後の身体の保湿にオイルを塗っているかたが多いのではないでしょうか。
オイルの種類としてはホホバオイル、アルガンオイル、ココナッツオイル、オリーブオイルなどの植物由来でその中でも100%天然オーガニックなどが人気をあつめています。
たしかに私たち人間も肌表面から油を出し肌を守っています。油分は肌を健康に保つためには欠かせません。
それなら乾燥肌や肌トラブルに凄く効果が期待できそう!と思いますよね。ここで注意してほしいこと。
使い方を間違うと逆に肌トラブルを招くことになってしまうのです。
ココがポイント
●オイル美容は正しい使い方で効果を発揮
●使い方を間違えると逆に乾燥肌に
よくあるオイル美容
■メイク落としの代わりにオイルを使う
■お風呂上りにオイルで保湿
■髪の保湿にオイルをつける
■化粧水に混ぜて使う
■洗顔直後に化粧水の浸透を高めるために使う
このように全身くまなく使えるのがオイルの良いところ。
自分に合ったオイルを見つけて全身に使ってみてください。
オイルで全身を保湿
みなさんがオイル美容の中で一番 使用機会が多いものが スキンケアでの使用だと思います。
お顔であれば化粧水で水分を与えオイルで保湿する。
その後に肌をさわってみると、たしかに しっとり していることでしょう。
身体の場合はお風呂上りに水滴がついた状態で上からオイルをのせます。お風呂上りは水分蒸発が盛んな為 少しでも時間をおいてしまうと乾燥してしまいます。
先程もお話しした通り 肌にも油膜があり肌を守ってくれています。
肌に水分を与えると弾きますが油分だと抵抗なく油膜と馴染むため短時間でなじみ表面はしっとりさらさらに。
このような変化からしっとりしたと実感しやすいのです。
【冬のトラブル】冬は乾燥だけが大敵ではない!
オイル美容のメリット
◼️キメが細かく肌が明るくなる
◼️メイクの密着力がUP
◼️乾燥からくる大人ニキビが落ち着く
◼️くすみが取れる
肌荒れには馬油がお勧め
身近にありコスパが良いのが馬油です。馬油にはセラミドが含まれており私たちの肌にも高い保湿効果をもたらしてくれるといわれています。
殺菌作用や抗菌作用も高い為、ニキビや敏感アトピーなどのトラブル肌にも高い効果が期待できます。
しかし香りやテクスチャーはあまりお勧めできません。いい香りではないですし、べたつきが強くつけすぎると不快に思うこともあるでしょう。
洗顔後にオイルを塗るのは危険
しかし この一件良さそうにみえる オイル美容。間違った自己流で行うと逆に肌荒れを引き起こす原因になってしまうのです。
もう ひとつ多い使用方法として洗顔後にオイルを塗るというもの。
オイルを塗ることで、その後のスキンケアが浸透しやすくなるという【ブースター】【ブースト効果】と言われるものです。
洗顔後にオイルを塗ると肌は柔らかくなります。乾燥してカサカサの状態では なかなか 皮膚が固く 化粧品は浸透していきません。
そこでオイルを使うというわけです。洗顔後にオイルを のせ 肌を柔らかく することで化粧水の浸透を高めようというわけです。
しかしオイルは油。油の後に水分を入れても弾かれることは想像がつくでしょう。
洗顔後にオイルを塗るようにしてから朝起きても肌がしっとりしていると喜んでいる場合ではありません。
一番初めにオイルをのせているため化粧水などがなじまずに表面に残っているためしっとり感が長時間 残っているというわけです。
インナードライを作り出す
オイルを塗ったからといって100%水分の蒸発を防げているわけではありません。
オイルを塗っていない時よりも乾燥する時間を少しだけ遅らせることができるという程度の効果です。
そして一番危険なのが しっとりとしていると思い込み、蒸発による乾燥を感じにくくなるという点です。
肌の感触がオイルをつけて しっとり しているがゆえに保湿がしっかりされていると思い込み 保湿がおろそかになります。
すると肌の中が乾燥し深刻な状態をまねいてしまうのです。
ココがポイント
●表面がしっとりでも中が乾燥している
●化粧水や保湿クリームはしっかり塗る
酸化しシミになりやすい
肌についた油分は紫外線で酸化してしまい肌をくすませたり色素沈着を起こしやすくなったり油焼けといわれシミになりやすくなります。
ホホバオイルやスクワランなどのオイルは抗炎症作用や保湿効果があり酸化しにくいため初心者さんでも使いやすくおすすめです。
しかしオイルをつけすぎて日焼け止めも塗らずに外に出るのはとても危険です。日中使用する場合は12滴と量を減らしさらにしっかりと日焼け止めを使用してください。
正しい使い方をして透明感のあるもっちりしたお肌を目指しましょう。
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