生理二週間前の過ごし方でニキビを減らす

1 生理前になるとニキビができる
2 女性ホルモンには二つのホルモンが存在する
3 生理後のお肌が綺麗になる時期こそ油断をせずに生理前に備えよう
4 そのためにできる生理前ニキビケア4つのポイント

生理前になるとニキビができる

女性でとても多いのが生理前にできるニキビです。普段できない方でも生理前になるとポツポツとニキビができた経験はありませんか？生理前はいつもビクビクして過ごしています・・なんて方も多いのではないでしょうか

生理が終わり少し経つと肌がすごくきれいになり、また生理前になると肌が荒れるというサイクルを繰り返すのが女性ですが、それには女性ホルモンが大きくかかわってきているのです

女性ホルモンには二つのホルモンが存在する

◆女性らしくする・・・・卵胞ホルモン「エストロゲン」

生理が終わるころから排卵日の直前に多く分泌されるのがこの卵胞ホルモンでお肌がみずみずしくプルプルで綺麗になっていくのは当然、
体のむくみが取れたり、ダイエットをしている女性は痩せやすくなったりとうれしいことが沢山の女性にとっては大切なホルモンです

ニキビが落ち着くのはこの時期でニキビで悩む人にとってとてもうれしい時期です

卵胞ホルモンが増加する排卵期にはニキビが一気に少なくなり肌も白く滑らかになっていきます。
この卵胞ホルモンにはコラーゲンやヒアルロン酸を増加させ皮脂を抑えてくれる働きがあるためゴワゴワでくすんでいた肌も一気に肌のキメが整いニキビが綺麗になってくれます

一方もう一つの女性ホルモンはその逆です

◆皮脂を増やす・・・・黄体ホルモン「プロゲステロン」

排卵日後から多く分泌されるこのホルモンが女性の天敵で生理の2週間くらい前がまさにその時期です

黄体ホルモンは女性がもつ男性ホルモンといわれており、多く分泌する時期になると肌荒れやニキビはもちろんイライラしたり、むくみやすくなってきたりと様々なデメリットをもたらします

生理もおわり卵胞ホルモンが優位に立ち肌がドンドン綺麗になってきたと思ったらまたニキビが・・それはこの黄体ホルモン「プロゲステロン」に原因があったのです。

このホルモンには男性ホルモンと似た働きがあり、皮脂が過剰に分泌されます。人によってはだるさを感じたり、夜寝付けなくなったりと不調続きになることもあります

さらに水分量の低下により乾燥が進み角質が厚くなったり皮脂の分泌が過剰になることにより毛穴の詰まりニキビができやすくなります。
そこにこの時期特有の高体温が続きニキビの炎症も起きやすくなるのです

生理後のお肌が綺麗になる時期こそ油断をせずに生理前に備えよう

生理が終わり肌が綺麗になってくると油断してニキビケアがおろそかになってしまうものです。
ここで油断せずにしっかりとしたニキビケアができるかどうかが生理前に肌をゴワつかせニキビ肌にならない為のポイントになるのです。

生理二週間前の黄体ホルモンが多くなる時期に毛穴を詰まらせないために肌のターンオーバーをしっかり促すことが大切です

そのためにできる生理前ニキビケア4つのポイント

毛穴を詰まらせないためのマイルド洗顔

過剰な皮脂分泌や肌の角質肥厚を防ぐためにも洗顔が最も重要になります。
お肌も敏感になってくる時期ですから洗浄力の強いものは避け敏感肌用の優しいものを使いしっかりとしたモコモコの泡洗顔をしましょう
とにかく毛穴に皮脂を詰まらなくすることが大切です

: ニキビを改善するための正しい洗顔方法
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皮脂分泌が過剰になる今こそ保湿を念入りに

この時期は皮脂分泌が過剰になるためメイクがよれやすくなったり顔がべたべたになったりと油っぽくなるのが気になるため洗顔を沢山したり脂取り紙で皮脂を必要以上に取ったりベタベタするのが嫌で保湿を怠ったりしてしまいがちです。

それがニキビ肌に拍車をかけてしまっているので今すぐに止めましょう。

皮脂分泌が多いときこそ脂取り紙で皮脂をとるのではなく水分を油分でしっかりお肌に塗り保湿してあげることで自然と皮脂は目立たなくなります。脂取り紙を使い皮脂をとるということは、お肌に必要な油分をとりそれを補うためにドンドン皮脂が過剰分泌されることにつながっています

睡眠不足に要注意

ニキビケアに睡眠不足は大敵です。お肌を再生してくれるホルモンは寝ている間につくられるためしっかりと深い眠りにつく必要があります。
しかし、生理前は体温が上がりなかなか布団に入っても寝付けなかったり朝起きても体がだるかったりと睡眠不足になりがちです。
入浴などをしっかりと行いリラックスした状態で睡眠につくようにしましょう