口周りにできるニキビの原因
ニキビのできる位置に目をむけたことはありますか?お気づきの方もいるかもしれませんがニキビは20歳を過ぎると、できる部分が下へ、下へ、と移動していくことが多いです。
小学生や中学生はおでこなどにできることが多く口の周りにニキビができたなんて言うことはあまり耳にしません。
口周りに出来るニキビは「大人ニキビ」の象徴なのです。
顔の中では、わりと目立つ場所にありますし、清潔感がなくとても気になってしまいます。
触っていまいニキビ跡になってしまうなんてことも多いでしょう!メイクをして隠してもボコボコしてしまい美しくは見えません。
お肌根本から改善していく必要があるのです。
口周りにできるニキビの原因
体の中から湧き出てくるもの
口周りのニキビは毛穴の詰まりや過剰皮脂分泌によってできるものとは少し違い体の中から出てくるもので、「肌は内臓を映す鏡」という言葉があるように、体の中の不調がそのままお肌に影響を与え外にあらわれます。
特に口周りに出来るニキビは「胃」の不調が原因で起こっているといわれています。
暴飲暴食などにより胃に負担をかけてしまったり、ストレスなどで胃があれてしまうことで口周りにニキビという形でそのサインがあらわれます。
詳しくお話しするとアルコールの摂取のしすぎで体の毒を排泄する機能が間に合わず その毒がお肌に直接出てきてしまったり、暴飲暴食をし胃が弱ってしまうとその機能を修復しようと血液が集められ他の部分に血液が行きわたらなくなります。そのため肌代謝がおちてしまい肌荒れを起すとも言われているようです。
他にも胃が荒れると、体の疲労感、むくみ、だるさ、立ちくらみなど血液不足による症状も起きやすくなってしまうので口周りのニキビがポツポツとでき始めたら体も弱っている証拠ですので注意が必要です
口周りの汚いよごれとガサガサの乾燥
口周りは顔の中でも目元に匹敵するくらい乾燥が気になるところです。
粉が拭いてガサガサしているなんて経験一度はあることでしょう
毎日化粧水や乳液を塗っていても口を拭けばすぐとれ、そもそも見落としてしまいがちでそんなに口周りのケアを入念にしているなんて方は少ないのではないかと思います。
乾燥していると肌代謝が上手くいかなくなり毛穴がつまり、さらにバリア機能も弱っているため少しの刺激でもニキビができやすくなってしまうのです。そして何よりもそこに飲食をしたときに口周りに食べカスがついてしまったりすることで余計に不潔にしニキビができやすく治りにくい状態になっていきます。
口周りのニキビに対する効果的なケア
口周りのニキビは食生活から改善
口周りのニキビを改善するには、まず第一に食生活を見直して体の内側からケアをしていくことがポイントとなります。
暴飲暴食を控えることは当然として、できるだけ腹八分目を心がけ胃にかかる負担を減らしてあげなければいけません。
食事をした際はよく噛み、消化をスムーズに行う手助けをしましょう。一口食べるごとに30回噛むのが理想といわれ、消化を助ける以外にもダイエット効果や小顔効果もあるといわれているので試してみてください。
もう一つ、お分かりかとは思いますが アルコールも胃にかなりの負担をかけるため、毎日飲むのは控えアルコールを摂取する前には牛乳などを飲み胃に膜を張って、できるだけ胃に負担をかけないようにしましょう。
アルコール消化は一時間で缶チューハイ一本しかできないといわれていますのでアルコールを飲む際はスピードも大切ですね
胃が疲れているなと感じたら温かい牛乳をのみ胃に粘膜を貼って和らげることによって胃の痛みも落ち着き 食事をした際の負担を減らすことができます。逆にお茶やコーヒー炭酸系は胃に負担を掛けてしまうので空腹時に飲むのは絶対に避けてください
口周りのニキビを治したいなら乾燥から治す
大人ニキビの多くはお肌の乾燥から起こっていきます。特に目元や口周りは皮膚が薄く乾燥がしやすい部分になりますので忘れがちな口周りも念入りな保湿ケアが必要です。ニキビだけでなく乾燥しているところにはシミもできやすくなります。お肌をよく見てみるとわかるように目元や口周りにシミやシミ予備軍などが多くありませんか?
とにかく肌トラブルの大敵は乾燥です。しっかりとした保湿ケアを行っていきましょう
朝起きてメイクをする前にたっぷりの保湿ケアを行ってしまうとベトベトになったりメイク崩れの原因になってしまうので夜に行うと良いでしょう
ニキビのある方は懸念してしまうたっぷりの保湿ですが、まずこれをやるだけでニキビの改善には瞬時に近づけます
不潔に見えてしまいがちな口周りのニキビは早めに治していきましょう
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