若くても気になるお肌
学校の体育の授業や部活動で10代女子は汗をかく事が多く、涼しい顔していられるなんて到底ムリと思っている女子は多いはずです。
そんな汗かき女子でも、身だしなみは欠かせませんが、ファンデーションで赤みや皮脂を抑えているつもりでも、やはり皮脂の過剰な分泌には勝てないのが現実です。
ただ、肌がまだ若く水を弾くほどピチピチした肌にファンデーションを塗っているのをみると、もったいなく思ってしまいます。
せっかく綺麗なプルンとしたお肌なのにファンデーションをぬる。逆にそのメイクを始める頃から肌荒れが加速していくのです。
肌が綺麗なのであれば隠す必要はありません。ただ気になる部分だけをなくし薄いUV入りの粉をそっとのせるだけでも10代のお肌は十分です。それを知らずにリキッドファンデーションなどで厚塗りすることで数年後 肌荒れや老化に悩むことになるでしょう。
若い今のうちから正しい少ないスキンケアをすることで何十年後のお肌も しわ たるみ 毛穴の開き の少ない状態で迎えることができます。
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ニキビが気になるお年頃
10代の女子に多いのがニキビの悩みです。もしニキビが気になっているのなら、それは成長ホルモンの分泌が増えた事によるものも大きな原因ですが、汗や汚れ、毛穴に詰まった皮脂汚れによって出来た可能性も大いにあり得ます。元々できやすい年代ということは理解しましょう。それを無理やり隠してはいけません。
今の女子中高生は昔に比べてお化粧している女子が多くなりました。
みんながお化粧してるから私もしなくちゃ!お化粧して可愛くなりたい!なんて思っているのかもしれませんが、本当は何もしない肌が一番キレイに決まっているのです。
ニキビが良くならないのはお化粧のせいかも。でもお化粧品で隠さないと!なんてお化粧する事をやめられなくても本当は肌に良くない物だと心の中では分かっているのではないでしょうか。
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危険なファンデーション
皆さんは理解していますか。それが何でて来ているのかを。ファンデーションの成分は油+粉+界面活性剤+着色料+防腐剤などが主な材料です。
これだけ肌にとって良いとは言いがたいものを、ピチピチのお肌にのせるなんてもったいないと思いませんか。
汗をかく事の多い10代は、化粧崩れも気になるのではないでしょうか。化粧崩れの原因は、油や水分が汗や皮脂と混ざり合って溶けるからなのです。
それが毛穴に詰まり、ニキビを悪化させる原因でもあります。とはいえ、ファンデーションだけが悪者ではありません。
そのメイクを落とすクレンジングにも問題があるのです。
クレンジングが肌荒れを招く
汗や皮脂などからメイクを 死守する為にウォータープルーフなどを使いがちですが、まず汗や皮脂から落ちづらい化粧品なら洗顔でも落ちづらくなっているのは確かです。
クレンジングを使い続けると、潤いを無くした肌がそれを補おうと皮脂を分泌させ、皮膚の表面だけがベタつき、ニキビ肌へと近づけます。
さらにクレンジング剤には油汚れを浮かすために界面活性剤が多く含まれています。これがお肌を溶かし肌のバリア機能を低下させ紫外線や外からの刺激に非常に弱くなり潤いを現象させます。
洗顔の時には、ゴシゴシと時間をかけて洗顔するのではなく、泡で汚れを包み込むようにささっと終わらせましょう。
ベタつく皮脂を取ろうと時間をかけて洗顔する様では、皮脂が取れすぎてしまうため、潤いを補おうと余計に皮脂の分泌が行われてしまいます。洗顔は1日に2回行い、肌の上の汚れや皮脂を優しく取り除きましょう。
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ファンデーションを塗らないほうが 肌は綺麗
ポイントメイクに気をつけて、出来るだけファンデーションを塗らずにアイメイクでカバーしましょう。
マスカラに関しても、ウォータープルーフもいい商品ですが、フィルムタイプではウォータープルーフよりも汗や皮脂に強く、リムーバーじゃないと落ちないウォータープルーフに比べて、お湯で落とせるという、肌にとって負担の少ない商品です。
アイシャドウでは、目元が色素沈着する恐れもあるので注意が必要です。
メイクを落としてもまぶたが黒ずんでいたりクマが できている様ではキレイとは言えません。色によっては顔料ではなく、染料を使用している場合もありますから、華やかな色を選ぶよりナチュラル系な色を選ばれた方が肌への影響も少ないでしょう。
今すぐにファンデーションを辞められないのであれば、お肌全体にファンデーションを塗るのではなく気になる部分をコンシーラーでかくしパウダーファンデーションをのせることをお勧めします。
隠そうと沢山塗るのではなくファンデーションは最低限におさえアイメイクに目をむけるように明るく仕上げることを心がけましょう。
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頑張らずに シンプルに保湿を
クレンジングと洗顔が終わり、ベタつくのがイヤだからと言って保湿をしないのは より危険な行為です。洗顔はゴシゴシと沢山 皮脂を取るために行うのに、保湿は全くやらずに寝ますという若い子が多くいます。逆にすごく高価な化粧品を沢山使ってケアをしているという子もいます。
どちらも良くありません。若い頃のお肌には脂と水分がしっかりと備わっていて肌の水分を蒸発させないように閉じ込めてくれています。
それが徐々に落ちてしまうため乾燥したり肌トラブルが起きていくのですが それを補う程度のスキンケアで十分です。化粧水と乳液で刺激を与えないように補うことが10代のスキンケアでは大きなポイントになります。
20歳を境目に徐々に老化は進んでいきますのでスキンケアを見直すタイミングとして覚えておいてください。
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