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寒い職場ってどこ?
寒い職場といえば、アイス屋さんや肉や魚を扱う生鮮食品、ケーキ屋さんや花屋さんなどが挙げられます。
2018年の将来なりたい職業ランキングの調査では、1位は20年連続でパティシエ(ケーキ屋さん)だそうです。
2位は芸能人やモデル、3位は看護師で、4位は花屋と、女の子は男の子と違って身近なものに憧れを持つ事が多いそうです。
昔から変わらない順位の中に、2位に華やかさのある芸能人やアイドルを夢見る女の子が多いというのは美意識が高くなった証拠ですね。
しかし、子供の頃から憧れていたケーキ屋さんやお花屋さんで働き始めた女性からの最も多い現実的な言葉は、職場が寒いという事です。
職場を暖めてしまっては、ケーキにのせるクリームが溶けてしまったり、果物がダメになりやすかったり。
すぐに花が咲いてしまい売り物にならなくなってしまうという理由から、生の品物を扱う職場での寒さとの戦いは女性にとってとても厳しいでしょう。
身体を壊すほどの温度設定ではないにしても、冷えてしまうのは身体にとってあまりいい事とは言えません。
だからといって仕事を変えるわけにはいきませんから、靴下やタイツなどの防寒衣類などは一年中必須アイテム!という方がほとんどなのです。
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寒さと肥満の関係
冷えからくる便秘やむくみ、血行の悪さによって太りやすくなってしまうだけではなく、肩こりや生理痛が重くなってしまうことも大いに考えられます。
もともと冷え気味の女性にとっては悩みの種ではないでしょか。
しかし、いくら身体が冷えることで太りやすくなると言っても、寒い地方の方達は皆さん太っているでしょうか?そうではないのです。
寒いと脂肪を溜め込むから太りやすい、代謝が落ちるから太りやすいなど間違った情報で思い込んであきらめている方も多いのです。
冷えむくみが絶対おこる
寒い職場で働いているとどうしても冷えが生じます。すると血管が収縮し栄養が末端まで運ばれなくなってしまうのです。
するとドンドン冷えが進行し老廃物や水分も溜まりやすくなりセルライトができやすくなり【太る】ということにつながってきてしまいます。
筋肉の収縮などで身体が固まり動かしにくくなったり代謝が落ちるなど寒い職場での業務は肥満につながってくることも事実です。
しかし それはじっとしていたり上手く筋肉が使えていない場合のみ。実際は寒い所の方が 脂肪燃焼 効率 がアップすることもあるのです。
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寒いところで働くことで代謝アップできるかも
冷えは太りやすい身体を作りますが、人間の身体は寒いと自分でどうにかして暖めようと代謝を上げようとしますから、夏よりも冬の方が代謝が高いのです。
しかし、身体が冷えてしまうと筋肉まで冷えてしまい、血液の流れが悪くなるだけではなく、酸素や栄養を運びずらくなってしまいます。
仕事の環境を利用し寒さを生かして効率よく脂肪燃焼できるように働き方を変える必要があります。
寒い職場を上手く利用して、痩せやすい身体になりましょう。
寒い職場で痩せやすい体質をつくる
使っていない筋肉を目覚めさせる!
身体の中で最も熱量があるのはどこかご存知ですか?答えは筋肉です。
身体の中にあるものですし、肌の上から触ってみても暖かさを感じる事ができないので分かりづらいのですが、筋肉は収縮によって熱を発生させています。
その収縮とは、ストレッチや筋トレ、有酸素運動の刺激です。
寒さに負けてこの筋肉が収縮し、機能を存分に発揮できていないことで冷えが起こっているのです。
逆を言ったら1日の業務が始まる前にしっかりと筋肉を起こし仕事をすることで身体を温めることは十分に可能です。
運動が苦手な女子でも ストレッチやウォーキング、ラジオ体操や階段の登り降りで充分ですから、1日に30分間だけの 運動なら毎日続けられて負担も少ないのではないでしょうか。
筋肉の働きは大切
身体の中では心臓がポンプの役割をし、全身に血液を送っています。
その帰り道である足先から心臓へ戻る血液は重力に逆らいながら上へと上がってこなければいけません。その上へと上げる仕事を筋肉がしているのです。
ひざの曲げ伸ばしが筋肉を鍛え、血液の循環を良くしますから、まずはバス停一つ分歩いたり、エレベーターではなく階段にするなど、日常生活のほんの一部だけ変えてみてください。
下半身に筋肉が付けば身体が暖まるだけではなく、脂肪の燃焼やヒップアップ、小顔効果も期待でき、健康的な身体を作る事が出来るのです。
逆に脂肪は冷たい物質です。バストやヒップ、下腹部に付いた脂肪を触ってみてください。
脂肪もまた皮膚の中にある物質ですが、皮膚表面が冷たく冷えきっているのが分かると思います。
脂肪も筋肉と同じ様に身体を寒さから守るための大切な働きをしますが、いくら子宮を守るために脂肪がつくといってもお腹や腰周りには付いてほしくないというのが本音です。
脂肪を燃焼させるためにも、冷える職場だからといって諦めず、まずは使っていない筋肉を目覚めさせる必要があります。
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身体を暖める食べ物で中から温める
身体を暖める食べ物と言えば、鍋、おでん、キムチ、しょうがやとうがらしが一番に思いつくとおもいます。
しかし、毎食そればかりを食べるわけにはいきません。
寒い地方で取れる野菜や果物には身体を暖める作用があると言われています。
根菜などの土の中で育つ野菜やチーズ、果物ではリンゴやサクランボを毎日の食事に積極的に取り入れてみましょう。
入浴+マッサージは絶対
入浴は、しっかりと肩まで浸かる全身浴がおすすめです。
肩や首が暖まる事で肩こりが改善され、より血のめぐりが良くなり、身体の冷えや疲れを改善できます。その時は手もしっかりと湯船に入れておきましょう。
せっかく肩や首を温めていても末端である手の指が温まっていないと効果が半減してしまいます。
筋肉は温め始めてから20分後から徐々にほぐれていきますから、最低20分間は湯船に浸かれるといいでしょう。
お風呂から上がったら身体が暖かいうちにボディクリームなどを使ってマッサージしていきます。
心臓から一番遠い部分である足の裏や指からつまんだり揉んだりするだけでより血行が良くなります。
足首をしっかりほぐす
そしてポイントは足首をほぐす事です。
足首は意外と皆さんがマッサージをしない場所ではないでしょうか。
冷たく硬くなりやすい足首が柔らかければ柔らかい程痩せやすくなるのを知らずに、疲れた ふくらはぎ ばかり揉んでいませんか。
ふくらはぎだけをマッサージしているよりも、足裏や足首をマッサージするだけで むくみ が取れるのです。
キュッと引き締まった足首を目指してまずは足首をしっかりほぐしましょう。
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そしてスネの部分も大切なポイントです。スネの真横にある骨と筋肉の間の溝の部分には老廃物が溜まりやすく、ヒールを履く方は特に溜まりやすく筋肉が張ってしまう場所です。
下から上へと摩る様にして足首から膝まで流す様にマッサージしていきましょう。そして最後に膝の裏をマッサージします。
膝を曲げると窪む部分に指を入れ込み、刺激をしていきます。
大切なリンパ節がある場所ですから、痛みがある方も多いのですが、痛気持ちいい位の刺激を与える事で膝から下の老廃物や水分であるむくみが改善されます。
テニスボールを膝裏に挟んで膝を曲げるのも効果的です。
ここまでで1セットとして毎日マッサージしていくと、むくみにくく冷えにくい身体へと変わっていくのを実感できるはずです。
テレビを観ながら、友達と電話をしながら毎日5分づつ続けてみて下さい。寒さや むくみしらずの足が手に入るでしょう。
血行がよくなる事で酸素や栄養が身体の隅々まで行き届き、血液や筋肉が若返ります。
老化現象である、くすみやしみ、しわ、たるみを支えておくことが出来る様になり、身体全体がリフトアップしますから、寒い場所で働くのも悪くはないということです。
今の環境を上手く利用して、痩せやすい身体へと変えてみてください。
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